人生を変える 「書く習慣」の作り方

私生活


皆さんは普段自分がどんな行動をして、何を考えているかを説明できますか?
レポート課題やテストに追われ、時間がないを感じる日々。自分がしていることは正しいのかと不安になる。

周りを見るとうまくいっていないのは自分だけみたいに感じる…
私はこんな悩みを持っていました。


この問題の解決策の一つは「日記を書く」です。
一言に日記といってもその日の記録だけでなく、これからの計画や悩みを書いたり、家計簿として利用したりもします。


この記事では日記の始め方とその効果を解説していきます。

日記といってもただあったことを記録するだけでなく、応用として時間管理やメンタル安定、アイディアを生み出すこともできるようになります。


学生からでも始められるように解説していきますので、ぜひ参考にしてください!!

日記を書き始めた理由


初めに、私が日記を書き始めた経緯を説明します。


きっかけは中学2年生のとき、担任の先生に「もっと勉強しなさい」と言われたことでした。
当時の成績はぱっとせず、高校受験も近づいていたため、焦りを感じていました。


そこで、前日に「明日は英単語をここまでやる」「数学の問題集を何ページ進める」といった勉強計画を立てることから始めました。
計画通りに進むと達成感が得られ、その積み重ねで勉強を続けられるようになったのです。


やがて、その日のうまくいったことやできなかったことも書き残すようになり、振り返れば自然と日記のようになっていました。そのおかげで、テスト前に焦って詰め込み勉強をしたり、課題を忘れたりすることがなくなりました。


さらに、『思考の整理学』『Think clearly』といった本に出合ったことも、日記を書く習慣を意識的に続ける後押しとなりました。


結果として、中学の最終成績では全科目で5(最高評価)を取ることができました。

書くことの効果


私の話なんかはどうでもいいですよね(笑)


ここからは、日記を書くことで起こる変化について紹介します。勉強だけでなく日常生活にも効果があるので、ぜひ参考にしてください。


1.時間管理が驚くほどうまくなる


「やるべきことは多いのに、何から手をつければいいか分からない」――そんな経験はありませんか?
日記を書く習慣を持つと、この悩みが劇的に改善します。

ノートに「明日やること」や「今週中に終わらせたいこと」を書き出すだけで、頭の中が驚くほど整理されます。
書くという行為は、漠然としたタスクを具体的な行動リストに変える魔法です。

続けるうちに、自分が何に時間を使っているのかが見えるようになり、無駄な時間が減って、計画的に行動できるようになります。


2.感情の波に強くなり、メンタルが安定する


嬉しいこと、腹が立ったこと、不安に思うこと…。
こうした感情を正直に文字にすると、心の中のモヤモヤを外に吐き出すことができます。

自分と向き合う時間を持つことで気持ちが落ち着き、衝動的な行動を控えられるようになります。
感情に振り回されにくくなるのは、日記の大きな効能のひとつです。


3.目標達成のための「習慣」を作りやすくなる


日記を書くこと自体が「習慣」ですが、実はこれが他の良い習慣を育てるための強力なサポーターになります。

計画を立て、それを実行して書き残す。達成できたときに感じる自信が、新しい挑戦を後押ししてくれます。

この「記録と達成感」のサイクルが、三日坊主になりがちな挑戦を、長く続く習慣へと変えてくれるのです。

何を書くのか


1.その日あった出来事や感情


食べたもの、やったこと、行った場所、そしてそのときの気持ち。
思いついたままを書き残すだけで、生活の記録にも心の整理にもなります。


2.勉強の計画や記録


夜に翌日の計画を書いておくと、翌朝から迷わず行動できます。
「できたこと」「できなかったこと」を振り返れば、自分の勉強スタイルが見えてきます。


3.気づきや学び


人との会話や授業での発見、本や記事を読んで心に残った一言。
日常の中の小さな学びを残しておくと、後で読み返したときに大きな財産になります。


4.感謝やポジティブな瞬間


嬉しかったこと、感謝したことを一行でも書いておくと、振り返りのときに気持ちが前向きになります。
心理学でも「感謝日記」が幸福感を高める効果があることが知られています。

継続するコツ


1.日付だけでもいいから書く


内容は何でも構いません。大事なのは「空白の日を作らないこと」です。
最初の1週間はやる気でたくさん書けますが、その後はどうしても面倒になります。

そんなときでも、日付だけなら10秒で書けますよね。

日付を残すことで「今日も続けた」という感覚が生まれます。この“継続の証”が、後々大きな自信につながります。


2.毎日同じ時間に書く


習慣にする最大のコツは「タイミングを固定する」ことです。
寝る前、朝ごはんのあと、電車の中…自分の生活のリズムに組み込むと、忘れにくくなります。

歯磨きのように「気づいたら自然とやっている」状態になれば、日記はもう生活の一部です。


3.後から読み返す


数日や数週間後に読み返すと「意外と成長している」「考え方が変わってきている」と気づけます。

この「変化に気づく体験」が、日記をさらに続けたくなる一番の燃料です

私のこだわりポイント


1.紙とペンを使う


今ではスマホのアプリで日記をつける人も多いですが、紙に書く行為には独特の良さがあります。
手を動かして文字を書くことで気持ちが落ち着き、頭の中も整理されやすくなります。特別なノートや高級なペンは不要です。B5サイズの大学ノートと安いボールペンで十分。

机の引き出しや本棚を探せば、きっとすぐに見つかるはずです。思い立ったら今日から始められます。


2.書き方のイメージ


日記に「正しい書き方」はありません。続けるうちに自然と自分のスタイルができていきます。

とはいえ、最初は白いページを前にすると手が止まりがちです。そんなときは「その日食べたもの」「やったこと」「気分」など、簡単な項目から始めると書きやすいです。

後で紹介する私のノートの例も参考にしながら、自分に合った形を見つけてみてください。
一つ目と二つ目は日付書いてあったことを書くだけ。

これはスケジュールも書いている日です。計画は前日に決めています。

最後はやる気のない日です。バイトで忙しかったり、勉強に疲れた日なんかは何も書かないこともあります。

あくまで例なので何をしていいのかわからない人は参考にしてください。いずれは自分のオリジナルを作ってください。

まとめ


今回は日記を書くべき理由を紹介していきました。

日記は特別な道具や決まった書き方が必要なものではありません。
紙とペンがあれば十分。1ページしっかり書く日もあれば、日付だけで終わる日もあります。

大事なのは「毎日きれいに仕上げること」ではなく、「続けること」。
ほんの1行でも、積み重ねることで自分の変化や成長が見えてきます。

最初の数か月では効果を実感できないかもしれませんが、続けることで、いつか過去を振り返ったときに自分の成長を実感できるはずです。

今日から、ぜひノートを開いてみましょう。

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